「うちの子はワクチンを打ったのに罹ってしまった

「だったら、ワクチンしなければよかった

などとお叱りをうけることが多々ございます。
そこで、インフルエンザワクチンについて触れたいと思います。
予防効果はほかのワクチンと比べてそれほど高くなく、子どもの場合、A型では予防効果があるのは30~50%程度*で、B型や1歳未満ではさらに効果が低くなります。
しかし、インフルエンザワクチンは発病予防だけでなく、重症化予防として接種することをおすすめします。ワクチン接種によって発病や重症化が予防できるケースが多いようです。
2011年シーズンから、ワクチンの接種量が変更となり、WHO(世界保健機関)の標準量を接種することとなり、予防効果の向上が期待できます。