今年7月頃から、関東地方で風しんの届出数が増加しています。特に成人の発症が多いようです。
風しんとは、発熱と同時に細かい発疹が頭部から体、手足へと広がり、耳の後ろのリンパ節が腫れます。
3日程度でよくなることから三日ばしかともいわれます。妊娠初期に妊婦が感染すると、胎児に先天性風疹症候群(白内障、難聴、心疾患など)をきたすことがあります。
罹ってしまうと治療薬はありませんが、ワクチンにより予防ができます。
妊婦への感染を予防するため、「明らかに風しんにかかったことがある、予防接種を受けたことがある、あるいは風しんの抗体が陽性であると確認できている方」を除き、
1.妊婦の夫、こども及びその他の同居家族
2.10代後半から40代の女性
の方は、是非予防接種についてご検討いただけるようお願いいたします。 院長
https://www.niid.go.jp/niid/ja/data.html