小山市・野木町にお住まいの方に朗報です!
平成25年度から、水痘・おたふくかぜの両ワクチンに助成金がでることになりました。
助成額は、水痘 4000円、おたふく 3000円です。1人につき1回までです。
対象年齢が違いますのでご注意ください。
小山市 1歳~5歳未満(5歳の誕生日前日まで)
野木町 1歳~3歳未満(3歳の誕生日前日まで)
水痘ワクチンは、予防効果を確実にするために2回接種が必要
1回目は1歳を過ぎたら早期に接種
2回目は3か月以上あけて2歳未満に接種することが望ましい
おたふくワクチンは、予防効果を確実にするために2回接種が必要
1回目は1歳を過ぎたら早期に接種
2回目は5歳以上7歳未満で接種するのが望ましい
詳細は当HP予防接種のページをみてください。
ご不明な点がございましたらご連絡ください。
2013.03.26更新
春は別れと出会いの季節です
三寒四温、桜は咲くは、朝夕は冷えるはで体調を崩される方も多いようです。もうすぐ今年度も終わりです。4月で転居される患者様も多くいらっしゃるので、他院に紹介状を書くケースも多く、ちょっといそがしくなります。春は別れと出会いの季節ですね。先日、とってもうれしいことに、お別れだからと絵を描いてきてくれた子がいました。心から癒されました。そして励みになりました。
私たちは、職業柄普段は「またね」とか「また来てね」なんて言いにくいのですが、この場をかりて言わせていただきます。「また会えたらいいね!」
私たちは、職業柄普段は「またね」とか「また来てね」なんて言いにくいのですが、この場をかりて言わせていただきます。「また会えたらいいね!」
投稿者:
2013.03.20更新
マイコプラズマの治療
少し前ですが、2月19日に日本小児科学会は、「小児肺炎マイコプラズマ肺炎の診断と治療に関する考え方」を発表しました。これは、2011年ごろから国内で流行が続く肺炎マイコプラズマ感染症(以下マイコプラズマ肺炎)において、マイコプラズマのマクロライド高度耐性化が進んでいることが報告されたことを受け、第一選択薬として推奨されているマクロライド系薬ではない抗菌薬が一般臨床において用いられるようになっていることを問題視したことによります。
つまり、最近、マイコプラズマに対する第一選択薬とされているマクロライド系抗菌薬(商品名:クラリス、クラリシッド、ジスロマックなど)が使われず、第二・三選択薬であるテトラサイクリン系薬剤など(ミノマイシン)などが使われたことを問題として、マクロライドを最初に使いなさいということです。
確かに昨年から当院でもマイコプラズマの患者さまをたくさん診察しましたが、マクロライドはあまり効かなかった・・家族内発症などでは、耐性菌とわかっているので年長児であれば最初からMINOとかトフスロキサシンを使いたいのですが・・
しかし、基本に帰り、抗菌薬の適正使用をしっかり行い、耐性菌の出現を少しでも減らすことが我々医師の使命ですね。
つまり、最近、マイコプラズマに対する第一選択薬とされているマクロライド系抗菌薬(商品名:クラリス、クラリシッド、ジスロマックなど)が使われず、第二・三選択薬であるテトラサイクリン系薬剤など(ミノマイシン)などが使われたことを問題として、マクロライドを最初に使いなさいということです。
確かに昨年から当院でもマイコプラズマの患者さまをたくさん診察しましたが、マクロライドはあまり効かなかった・・家族内発症などでは、耐性菌とわかっているので年長児であれば最初からMINOとかトフスロキサシンを使いたいのですが・・
しかし、基本に帰り、抗菌薬の適正使用をしっかり行い、耐性菌の出現を少しでも減らすことが我々医師の使命ですね。
投稿者:
2013.03.17更新
今年は多いぞ花粉症
最近、花粉症の低年齢化が言われていますが、今年は特にそれを感じています。
2~3歳の幼児でも明らかにスギ花粉症と思われる患者さまが多くいます。
小児の花粉症診断とその対策に重要なのは、保護者の観察です。
見逃しやすい小児の花粉症の症状・しぐさには
・鼻や目をこすることによる目の下のくま、皮膚の赤みや鼻出血
・鼻をすする、目鼻をこする、まばたきが増える、口呼吸をしている
などがあります。しっかり観察して、疑わしい場合は受診してはやめに治療してあげましょうね。
2~3歳の幼児でも明らかにスギ花粉症と思われる患者さまが多くいます。
小児の花粉症診断とその対策に重要なのは、保護者の観察です。
見逃しやすい小児の花粉症の症状・しぐさには
・鼻や目をこすることによる目の下のくま、皮膚の赤みや鼻出血
・鼻をすする、目鼻をこする、まばたきが増える、口呼吸をしている
などがあります。しっかり観察して、疑わしい場合は受診してはやめに治療してあげましょうね。
投稿者:
2013.03.07更新
花粉症と口腔アレルギー症候群
今年もスギ花粉の最盛期がやってまいりました。最近では天気予報に必ず花粉情報が取り上げられますし、ネットで調べれば様々な詳細情報が得られ便利になりました。今年は予想通り大変に多く飛散しており、花粉症の方にはとっても辛いシーズンです。
ところで、花粉症の人に「口腔アレルギー症候群、oral allergy syndrome: 以下OAS」が多いのをご存知ですか?
OASとは、果物や野菜などが、口腔粘膜を刺激しアレルギーが生じるもので、症状としては、食べた後に口やのどの奥がかゆくなったり、イガイガしたり、口唇が腫れたりします。花粉と果物などの植物性アレルゲンの抗原が似ているため、花粉症の人に多いのです。例えば、シラカンバ系の花粉とリンゴやモモ、ナシなどのバラ科の植物、スギ花粉とトマト、イネ科の花粉とメロン、トマト、スイカなどが知られています。まれですが、アナフィラキシー(血圧が下がり、ショック状態になること)もあり得ますのでご注意を。
花粉症の方で心当たりがある方は一度調べてみてはいかがでしょうか?
ところで、花粉症の人に「口腔アレルギー症候群、oral allergy syndrome: 以下OAS」が多いのをご存知ですか?
OASとは、果物や野菜などが、口腔粘膜を刺激しアレルギーが生じるもので、症状としては、食べた後に口やのどの奥がかゆくなったり、イガイガしたり、口唇が腫れたりします。花粉と果物などの植物性アレルゲンの抗原が似ているため、花粉症の人に多いのです。例えば、シラカンバ系の花粉とリンゴやモモ、ナシなどのバラ科の植物、スギ花粉とトマト、イネ科の花粉とメロン、トマト、スイカなどが知られています。まれですが、アナフィラキシー(血圧が下がり、ショック状態になること)もあり得ますのでご注意を。
花粉症の方で心当たりがある方は一度調べてみてはいかがでしょうか?
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