2014.12.28更新
今年も残すところあと3日です。
明日まで通常診療いたします。新年は1月5日より通常診療開始致します。
この一年、小児医療に関しては水痘ワクチンの定期接種化や各種ワクチンの公費助成の拡大、デング熱の脅威やインフルエンザの早期流行、RSウイルスの流行拡大など色々な事がありました。
特にインフルエンザに関しては流行が早まったものの、収束が早まるわけではなさそうで、さらに流行の拡大が懸念されますのでお気をつけください。
当クリニックとしては、日々の診療を精一杯してきましたが、なかなか患者様方のご要望にそうことができず、多大なご迷惑をおかけいたしましたことをスタッフ一同心よりお詫び申し上げます。
来年は少しでも改善できるようさらに努力して参りたいと思います。皆様のご多幸とご健康をお祈りしつつ年末のご挨拶とさせていただきます。
良いお年をお迎えください。

クリニック忘年会の写真ですが真っ暗ですみません・・・
投稿者: おおきこどもクリニック
2014.12.17更新
毎年必ず流行するインフルエンザですが、今年は流行がかなり早いようです。クリニック周辺の小学校でも学級閉鎖が相次ぎ、小山市内でもさらに流行が拡大しそうです。さらに、RSウイルスの感染も目立ちます。RSウイルスは、大人も含めて誰もが感染する「風邪」のウイルスですが、特に乳幼児がかかると重症化し、細気管支炎や肺炎に至ることがしばしばみられます。いずれのウイルスも感染経路は飛沫感染(くしゃみやつばなどを吸い込んでうつる)が主体ですので予防には手洗い・うがいが原則ですが、さらに予防接種(インフルエンザのみ)と規則正しい生活をして常に免疫力を向上させることが大切です。あとはひたすら「気合い」です。皆様、是非感染しないように頑張ってください。
さらに、インフルエンザの場合、発症してから(高熱がでてから)検査までにある程度時間が経過していないと一般の迅速検査をしても陽性にならない(いわゆる偽陰性)ことが知られています。当院では、より感度を高めて検査する機器(富士ドライケム)をご用意しておりますので、取りあえず、発熱当日でもご相談いただいて結構です。
本年もあとわずかですが、皆様のご健康をお祈りしつつ年末のご挨拶とさせていただきます。良いお年をお迎えください。 院長
投稿者: おおきこどもクリニック
2014.10.15更新
院長です。先日、こどもの運動会

がありました。幼稚園最後の運動会とあって子どもも妻もはりきっていました。当日は、まず早朝の場所取りがあったのですが、前日遅くまで飲み会

があり、予想通り起きるのが遅くなり、期待した場所を確保できませんでした。家族からの冷たい視線

を体いっぱいに感じながら、気を取り直して

運動会へ!
この日のためにビデオカメラ

を新調し、こどもの活躍を撮影した・・つもりが、一部記録されていない事が発覚! いざというときは慣れ親しんだものを使うべきと反省しました。
さらに気を取り直して運動会最大のイベントである親子リレーへ

! こども→母親→父親とバトンをつなぎ、アンカーの父親はグランウンドを1周します。結構みんな本気で走るので、緊張します。20代、30代の体力にあふれた若いお父さんたちと一緒なのですごいプレッシャーです。さあ、スタート。デッドヒートの末こどもは僅差の3位で妻へバトンタッチ。妻も頑張って1人抜いて、さあアンカーです。第1コーナーをなんとかまがり直線へ。前の人の背中が少し近づいたところで気付いたら地面に這いつくばっていました。気持ちだけ5mくらい先に行って体がついていきませんでした。結果、最下位で、その後の私の家庭内での立場は・・ご想像の通りです。散々な運動会でした

。
投稿者: おおきこどもクリニック
2014.08.27更新
ALS(筋委縮性側索硬化症)に対するアイスバケツチャレンジが全米で反響を呼び、日本でも急速に盛り上がりをみせています。
各著名人が行い、マスコミで取り上げられることで、疾患の認知度があがり、寄付金が増えて今後の疾患の研究や治療に活かされることに関しては意味のあることだと思いますし、すでに実行された方に対して否定するものではありません。
しかし、いくつか懸念されることがあります。
・一時的なお祭り騒ぎで終わらないか?
・テレビ番組などで著名人のPRに利用されないか?
・本当にALSに対する理解が深められているのか?
など、一時的な慈善活動ごっこにとどまらないでほしいと願います。寄付をするのは大歓迎だし、(氷水をかぶるかぶらいないはともかく)疾患を理解していだくのも大切なことですが、そのあとに3人を指名する必要はないと思います。
そんな中、タレントの武井壮さんが、しっかりとした信念のもとに拒否されたのは意外でした(失礼!)。
こどもにもたくさんの難病があります。これを機に是非、「こども 難病 支援」などで検索してみてはいかがでしょうか?
これらを少しでも知ることでもっと違った形で慈善活動や社会貢献ができると思います。
投稿者: おおきこどもクリニック
2014.07.30更新
このところ、夏かぜのひとつである「ヘルパンギーナ」がとても流行しています。毎年流行しますが、今年は特に多いようです。
「エンテロウイルス属」というグループのウイルスに感染し、数日の潜伏期間を経て発症します。ウイルスを吸いこんだり(飛沫感染)、糞便中のウイルスを触ったりして(経口感染)うつります。
高熱とのどの奥や口の中に水疱や潰瘍ができることが特徴です。特別な薬を必要とせずに自然に治りますが、口やのどの痛みから水分も摂れなくなることがあるため、その点に要注意です。手洗いやうがいを積極的に行い予防してください。登園に関しては、「出席停止」ではないので、絶対行っては行けない病気ではありません。それぞれご家庭や園の事情がありますので、本人の体調を考慮しながら、個人的にご相談ください。
投稿者: おおきこどもクリニック
2014.07.23更新
7月16日に第一回ママ講座を開催いたしました。
お忙しい中、たくさんの方にお集まりいただきました。
講師は㈱ゴクー取締役の中野淳子先生でした。
いろいろな観点からこどもとの関わり方や困った時の対処ほうなどについてお話いただきました。
後半は活発な質問が多く、あっという間に時間を大幅に過ぎてしまいました。
ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。また、今回ご参加いただけなかった方には申し訳ございませんでした。
今後もこのような機会を増やしていきたいと思いますので、テーマなどリクエストがございましたらお願い致します。
投稿者: おおきこどもクリニック
2014.07.01更新
7月16日水曜日に、おおきこどもクリニック待合室にて、ママ講座を開催致します。
子育てでイライラすることはありませんか?
自分の思ったような子育てができず、イライラを家族に当たってしまったり、厳しくお子さんに怒ってしまったりと・・・。こんな経験どなたでもありますよね。
今回のセミナーでは、イライラを少しでも少なくし、明るく穏やかに子育てを楽しむ心のコツをお話して頂こうと思っております。
ママの笑顔は子供も家族も大好きです。
おおきこどもクリニックでは、ママ達の笑顔がより輝き、楽しく子育てができるよう、講座を通してサポートできれば・・・と考えております。
お一人での参加でも、お友達との参加でも大丈夫です。お気軽にご参加ください。
投稿者: おおきこどもクリニック
2014.04.23更新
もうすぐゴールデンウィーク! ですが、暑かったり寒くなったりで体調を崩される方が多いです。
さらに未だにインフルエンザの方がみられます。くれぐれもお気を付け下さい。
さて、院内にもみんなのこいのぼりが「風邪に」、もとい 「風」になびいて元気に泳いでおります!


ご協力ありがとうございました。
投稿者: おおきこどもクリニック
2014.04.06更新
最近、高い熱が続き、かぜの割にせきがひどいなどの症状が気になる方はいませんか?
そんなあなたは、「ヒトメタニューモウイルス感染症」かもしれません。
ヒトメタニューモウイルス感染症・・・聞き慣れない名称ですが、2001年に発見された呼吸器感染を引き起こすウイルスです。冬から春に流行するRSウイルスと似たウイルスです。日本では、生後6か月くらいから感染し、2歳までに50%、10歳までに100%の人が感染するといわれています。
成人では風邪症状ですむことが多いのですが、乳幼児では気管支炎や肺炎を引き起こすことがあるため注意が必要です。
【流行期間】 3月から6月に多いとされています。
【感染経路】 咳やくしゃみによる飛沫感染、手を介した接触感染によります。
【潜伏期間】 4~6日
【症状・経過】
せき 多くの場合1週間程度つづきます。
発熱 多くの場合4~5日間つづきます。
鼻水
重症化すると、喘鳴(ゼーゼー)、呼吸困難がみられます。
【治療】
特効薬はありません。咳や痰をきりやすくする薬や気管支を広げる薬などを使用します。
また、他の細菌の二次感染が見られる場合は抗生物質などを使用することもあります。
【予防】
乳幼児にはむずかしいですが、手洗い、うがいが大切です。保護者の手を介してうつることもあります。また、ウイルスの排泄期間は感染後2週間ほど続くため、しばらくの間、感染予防に努める必要があります。
投稿者: おおきこどもクリニック
2014.03.26更新
最近、院内のプレイルームとおもちゃのリニューアルを行いました!!
赤ちゃんから児童まで、こどもの生活に不可欠な「あそび」。そして、それをより豊かにしてくれる道具がおもちゃです。自分が子供のころは、学校が終わると駄菓子屋に通い、ベーゴマやメンコをするのが大好きでした。しかし、最近では携帯ゲームの復旧により、こどもたちが無言で画面に集中している光景をよくみかけます。時代の流れもありますし、すべてを否定するわけではないのですが、なんとなく空虚で寂しさを感じます。できるだけあそびの中で五感をフルに活用し、いろいろなことを想像・創造してほしいと思います。遊びを通して発達し、ゆずりあいなどの秩序を知り、こどもの中での社会を学んでいくことで豊かな感性が生れると思います(遊んでばかりいてもダメですが・・・)。
投稿者: おおきこどもクリニック